働き方も多様化!在宅でお金稼ぐ時代へ…

2018年4月に成立した、働き方改革関連法案。内容の多くは「正規社員、非正規社員の待遇改善」です。また、フリーランスを守るための法整備も着々と進められてきています。つまり、今まで以上に在宅での仕事がしやすくなってきていると言えるでしょう。そこで今回は、在宅でお金を稼ぐにはどんな方法があるのか?詳しく解説をしていきます。

どうして人は働こうとするのか?

どうして人は働かなければいけないのでしょうか?日本国憲法では「国民の三大義務」の一つとして「勤労の義務」を定めています。つまり、日本国民として日本で生活している以上、健康な状態であれば誰もが働かなければいけなくなっているのです。そのため人は働いて、その対価として賃金を得て、生活を成り立たせています。

また、勤労とは「言われた仕事を全うするだけ」ではなく、多くの人の役に立つサービスを提供し、その対価としてお金を受け取ることです。その人の役に立つサービスを提供する組織に法人があり、法人の一員として多くの人は在籍しながら賃金を得ているのです。

働き方の2つのパターンとは?

働き方には、大きく分けて2つのパターンがあります。

自分で事業を起こして働く

1つ目の働き方は、自分で事業を始める働き方です。日本では経営者は全労働者のうちの10%程度だと言われています。この10%の人は、自分でスキルを高め、他の人が思いついていないサービスを自分で産み出し、それを提供することによって、お客様からお金を頂いています。

法人の経営者はもちろんそうですが、ここには個人事業主やフリーランスも大きなくくりで含まれます。総じて言えることは、全て自己責任でサービスを提供し、特殊なスキルが無ければ収入に繋がらないということでしょう。

会社員として給与所得を頂きながら働く

2つ目の働き方は、サラリーマンとして給与所得を得ながら働く方法です。法人、個人事業主では売上-経費=事業所得ですが、サラリーマンは「給与所得」を事業所から毎月頂いて生計を立てています。日本の労働者の殆どがこのサラリーマンに当たり、会社からの指示命令を受けて、それに従って労働力を提供しているのです。経営者と大きく違うのは、売上が下がっても給与がゼロになることはないということでしょう。非常に安定した働き方になります。その分、給与の貰える総額には限りがあります。

在宅で働く際にも2つのパターンがある

今回のテーマ「在宅で働く」ということですが、在宅ワークと言っても、2通りの働き方があります。

会社の一員としてリモートワークをする

1つ目の在宅ワークの方法は、会社員の一員としてリモートワークをする方法です。会社員の中には、わざわざ現場の会社に出社しなくても、自宅でオンラインのみで処理をこなせる職責の方がある一定数いらっしゃいます。これらのかたは、週に〇日出社し、週に〇日は在宅ワーク、という働き方をされています。特に、コロナ禍のような人との接触を極力防ぎたい場合には有効的な働き方でしょう。

もちろん、会社に所属して働いているわけで、労働時間に応じた給与を受け取ることが出来ます。わざわざ会社に行かなくてもいいのは大きなメリットですが、逆にプライベートとの境目がなくなりがちで、ストレス発散がしにくいというデメリットもあります。

フリーランスとして、自宅を事務所にして働く

2つ目の在宅ワークの方法は、会社を完全に退職し、フリーランスとして一匹狼のような働き方をする方法です。フリーランスで出来る仕事の多くは、オンラインで処理できる物も多く、自宅でネット環境とパソコンさえあればこなせます。

法律上は、個人事業主という扱いになるため、どちらかというと経営者の立ち位置に近いでしょう。本当に自分のスキルだけで仕事を獲得していかなければならないため、会社員のように時間が過ぎれば一定の給与を貰えるという考え方ではありません。自分で営業から経費計算、確定申告まで行わなければいけないので大変です。ただし、非常にやりがいはある働き方と言えるでしょう。

在宅で働ける仕事にはどんな仕事があるのか?

では、ここで在宅ワークが出来る職責、職種にはどんなものがあるのか?いくつか見ていきましょう。

管理職

在宅ワークが出来る仕事1つ目は「管理職」です。会社の中でも管理職の立場にある人は、比較的在宅ワークがしやすいです。特に現場の状況とは関係なく、みんなに指示を出し利益を出すことだけに注力すればいいだけなので、オンラインのみで行えます。ここ数年では「印鑑不要でサインのみでOK」という考え方も増えてきているため、さらに管理職のリモートワークは進んでいるのです。

事務職

在宅ワークが出来る仕事2つ目は「事務職」です。ここ最近は、会社の帳簿もほぼクラウドコンピューティングで管理されています。全ての帳簿もデータ化されているため、自宅から専用のパソコンを使って処理を行う事も出来ます。もちろん一週間丸々全ての日を出社しない事は難しいですが、週のうち数日だけを在宅ワークでこなすことは容易に出来るでしょう。

プログラマー

在宅ワークが出来る仕事3つ目は「プログラマー」です。ここで挙げたプログラマーはフリーランスとして活動する人が中心です。Webプログラムを書き込むのも、特にどこかの会社に出社する必要はなく、自宅でオンライン環境が整っていれば、簡単に行える作業になります。逆に出社するための自動時間が無くなり、労働時間に充てられるため、収入を増やしやすいでしょう。

webデザイナー

在宅ワークが出来る仕事4つ目は「webデザイナー」です。このwebデザイナーも基本的にはフリーランスで活動している人になります。デザイナーはただホームページなどのデザインを提案し、修正し、仕上げていくだけの仕事なので、オンライン環境の整った場所であれば、どこでも活動可能です。ただし、顧客との打ち合わせの際には、先方の事務所に伺うことになるでしょう。

ライター

在宅ワークが出来る仕事5つ目は「ライター」です。ここではwebライターという、インターネットの記事を中心に書き上げるライターの事を指しています。ライターも、オンライン上のやり取りのみで、記事の執筆は可能です。自宅でひっそりと記事を執筆するのもOKですし、カフェやコワーキングスペースなどの場所を活用して仕事をするのもOKでしょう。

ただし、作業が1日中どの場所でも出来てしまうため、知らない間に疲労が蓄積してしまい、ストレス発散がうまく出来ない可能性もあるため、注意をして働かなければいけません。

トレーダー

在宅ワークが出来る仕事6つ目は「トレーダー」です。トレーダーは、高性能のパソコンを使ってトレードを行い続ける職業です。高性能のパソコンと安定したインターネット環境さえ整っていれば、会社に出社せずとも、自宅で仕事をすることが可能です。個人事業主として自宅でトレードをして大金を得ているトレーダーも世の中には沢山います。

まとめ

というわけで、今回は在宅でお金を稼ぐにはどんな仕事があるのか?どんな立場になれば、在宅ワークが出来るのか?という点について、詳しく解説してきました。会社員としてリモートワークをすることも可能ですし、完全に独立開業してフリーランスになる事も可能です。どちらの働き方も、一長一短ですが、あなたに合った在宅ワークをこなしていくことをおすすめします。