副業でお金を稼ぐために、用意すべきものとは?

副業でお金を稼ごうとしている人は、ここ数年でどんどん増えています。そこで今回は副業でお金を稼ぐには、どんなものが必要なのか?ということについて詳しく解説していきます。スキルを活かす副業であれば、それなりにいくつかの設備を準備しなければいけないでしょう。

副業にはどんな種類があるのか?

副業には、大きく分けて2つの種類があります。それぞれ特徴をご紹介いたします。

一般企業で雇用をしてもらう

副業の種類1つ目は「一般企業で雇用してもらうこと」です。つまり、本業の職場とは昼間の間の雇用関係にあり、夜は別の会社で雇用契約を結ぶということになります。この場合、契約書に記載されている時給で仕事は進められていくため、特にスキルによって金額が上下することはないでしょう。

非常に安定した働き方になります。雇用関係にあるということで、本業と副業の事業所間での週間労働時間が40時間以上になると、本業先が残業手当を払わなければいけなくなるため、注意が必要です。

在宅ワークなどの請負で稼ぐ

副業の種類の2つ目は「在宅ワークなどの請負で稼ぐこと」です。在宅ワークの主な物と言えばクラウドソーシングのサイトなどに登録して単発の案件を受注していく仕事になります。海外では「ギグワーカー」と呼ばれ、フリーランスという扱いで仕事を請け負っています。

特徴としては、仕事が見つかれば高額な報酬を受け取りやすい反面、仕事が無ければ収入はゼロになってしまうということでしょう。それだけ不安定な副業ですが、自分のスキルを活かしやすい副業が多いため、ここ数年大人気になっています。

副業をするのに何が必要なのか?

では、これらの副業をする際には、どんなものが必要なのでしょうか?2つの種類で、分けてご紹介していきます。

一般企業で雇用される場合

まずは、一般企業で雇用関係になって副業をする場合です。一般企業に雇用されるのですから、アルバイトやパートの面接を受けに行かなければいけません。面接用の洋服や、履歴書の準備は必須になります。あとは、副業の仕事を覚える為にメモ帳や筆記用具を持参しましょう。

制服も貸し出しをしてくれる副業先と、自分で準備をしなければいけない副業先で分かれるため、雇用関係になる前にしっかりと確認しておく必要があります。求人票を確認すれば、何が必要なのか、全て掲載されているでしょう。

在宅ワークなどで請負の仕事をする場合

一方の在宅ワークで単発仕事を請け負う場合ですが、この場合は、仕事に関わる全ての物を揃える必要があります。まず必要なのは「パソコン」でしょう。在宅ワークでこなせる仕事には「プログラマー」「webデザイナー」「webライター」「イラストレーター」「動画編集者」などの職種があります。これらは、クラウドソーシングのサイトなどで探すことが出来る仕事ばかりです。

ただし、パソコンが無いと処理が出来ない仕事ばかりなので、必ずパソコンを買うようにしましょう。何を行うのかで、どんなスペックのパソコンが必要なのか変わってきます。例えば、ライターやプログラマーであれば、10万円程度のスペックが高くないパソコンでも十分にこなせるでしょう。

しかし、イラストレーターや動画編集者であれば、出来るだけスペックの良いパソコンを買っておくことをおすすめします。さらには、イラストレーターであれば、フォトショップなどのイラストを描けるソフトと、タブレットが必須です。これらのソフトは、意外とパソコンの容量を使ってしまうため、スペックにはこだわっておいた方が良さそうです。

動画編集をされるのであれば、スペックが低いパソコンを買うと、スムーズに作業が出来ません。デスクトップのパソコンで17万円程度はするハイスペックなパソコンを購入しましょう。そして、動画編集用のソフトも購入する必要があります。出来るだけ高性能なソフトを使っておかなければ、クライアントの要望に応えられない事もあるため、注意しましょう。

さらに、在宅ワークをされる方全てに共通ですが、光インターネット回線を自宅に導入することは必須です。クラウドソーシングなどで仕事を受注する際は、インターネット上でのデータのやり取りで業務を進めていきます。その際に安定したインターネット環境を導入しておかなければいけません。Wi-Fiルーターなども準備して、自宅のどこでも作業が出来る状態にしておくのが好ましいでしょう。中には、スカイプやZOOMなどの会議アプリで、打ち合わせをしたがるクライアントもいるので要注意です。

また、クラウドソーシングやインターネット上で話題になっている副業の中に「ポイントアプリで稼ぐこと」などもありますが、この場合パソコンは不要です。ただし、出来ることであれば、自宅にインターネット回線を引き、Wi-Fiにスマホを繋いで作業をされることをおすすめします。知らない間に通信データ量がかさんでしまう事もあるためです。

雇用関係になって副業をするメリット・デメリットとは?

雇用関係、請負で副業をする上で、幾つかのメリット・デメリットがあります。それぞれ見ていきましょう。まずは、雇用関係になって副業をする場合です。

メリット

  • 契約時間分出勤すれば、確実にその金額は貰える
  • スキルの教育を受けながら給与も貰える

メリットとしては、雇用契約の時間分は出勤をしただけで必ず給与が支払われます。シフトの時間を減らされない限り、安定して収入を得られるでしょう。また必要なスキルを教えてもらう間も給与が発生するのは魅力です。

デメリット

  • 本業先に黙って副業がしにくい
  • 時給で換算されるため、スキルに応じて単価が上がらない

デメリットとしては、源泉徴収をされるため、本業の職場には必ず分かります。現金で受け取って、自分で確定申告をすれば分かりませんが、いつバレるかは分かりません。さらに、逆に時給でしか換算されない事もデメリットと言えそうです。

在宅で請負をする際のメリット・デメリットとは?

一方の、在宅の請負で副業をするメリット・デメリットにはどんなことがあるでしょうか?

メリット

  • スキルに応じて高単価な仕事を請け負える
  • 自宅で出来るので時間が自由

在宅請負で副業をするメリットは、スキルに応じて請け負える仕事の単価が変わる事です。プログラミングスキルの出来る内容でも単価は変わってきますし、ライティング能力の高さでも、単価は変わります。また、自宅でする仕事ばかりなので、どこかの場所に拘束される心配がありません。

デメリット

  • 全て自分で確定申告をしなければいけない
  • 極端に単価の低い仕事もある

デメリットとしては、個人事業所得という扱いになるため、確定申告を自分で行わなければいけないことです。また、スキルが低ければ極端に低い単価で仕事を振ってくる悪質なクライアントもいるでしょう。信頼できるクライアントと長期にわたって契約をし続けることがおすすめです。

まとめ

というわけで、今回は副業でお金を稼ぐために用意すべきものとは?というテーマで記事を進めてきました。どこかに雇用されるにしろ、請負で副業をするにしろ、色々と必要な物はあります。どんな副業をしてみたいのか?どんな副業なら、自分でも稼げると思うのか?よくよく考えて、副業を始めてみられることをおすすめします。いくつかの方法を試しながら、自分に合った副業をしていかれることをおすすめします。