一生の間に大きくかかってくるお金にはどんな種類がある?

人間の一生は大きく分けると5つのライフステージに分類することが出来ます。

幼年期・児童期・青年期・壮年期・老年期の5つです。

皆さんは各ライフステージ毎にどのくらいのお金がかかるか詳しく把握した上で生活していますか?

もしかして把握してないのに娯楽にお金をつぎ込んだり、飲みに行ったりと楽しいことを優先してしまっていませんか?

後々お金が足りない…と困るのはあなた自身です。

そうならないためにも、今のうちからお金について把握しておきましょう!

このページでは、から各ライフステージにかかるお金について説明します。

幼年期にかかるお金

赤ん坊から子供になるまでの時期を幼年期と呼び、そこから15歳くらいまでの間を児童期と呼んでいます。

幼年期にかかってくるお金として合計640万です!(0歳~6歳まで)

0歳~1歳の間にかかってくるお金は約月8万円です。

子供が生まれたらベビー用品・医療徹・育児費・お祝い行事関連費・などがかかってきます。

新生児・乳児期の出費としておむつやミルク・被服費とその他諸々お金がかかってきます。

特に紙おむつは、買っても買ってもすぐなくなってしまいます。

ママさんの負担を軽減するためにベビーフードを活用する家もあると思います。

そうなってくると更にお金もかかってきてしまいます。

そして赤ちゃんが出来るにあたって色々の物を揃える必要があります。

・ベビーベッド

・ベビーバス

・新生児の短肌着

といったように月々にかかってくるお金の他に必要なものがあるので予め買っておくか最低限これくらいかかるという予算を把握しておきましょう!

次に1歳~6歳の間にかかってくるお金は月々約9万円です。

子供が育ってくき3歳辺りになると、おむつも外れて服のサイズも大体落ち着いてきます。

ですが、そう思ったのも束の間ですぐに保育園や幼稚園の入園が待っています。

これによって毎月お金がかかってくるので、結局0歳~1歳の時よりも月々お金がかかってしまうという状況が生まれてしまうのです。

おむつ代・服代は前よりも抑えることが出来るようになっても、月々の保育園・幼稚園の支払いにお金を回さなくてはなりません。

児童期にかかるお金

小学生になったからといって急激にかかるお金が増えるわけではありません。

かかってくるお金は1年間で約110万です。

月々に換算すると約9万円程度です。

子供は成長しているのにも関わらず、費用は幼児期とほとんど変わらずにすみます。

この時期は、これまでの保育費やその後の中学校の費用と比較しても教育費が抑えられるため、子育て費用は比較的少なくなっています。

教育費とは学校教育費・学校外教育費・学校外活動費の3つが含まれています。

学校外教育費は塾の費用のことで、学校外活動費はサッカー・スイミングやバレエといった習い事に関わる費用のことを指します。

小学校に入学してから習い事を始める家庭はとても多いです。

皆さんも1つや2つの習い事は小学校のうちからした経験があると思います。

小学校全学年の平均教育費は年間約30万円程です。

その中で学校教育費は年間10万円程度、学校外教育費もほぼ同額の年間10万円程度、学校外活動費も同額の年間10万円程度となっています。

中学生になると一気に子育て費用も上がってきます。

年間で約150万円の費用がかかってきます。

月々約13万円です。

小学校のときよりも4万円程増えています。

さらに学校外活動費は塾に通い始める子もいるので一概には言えませんが、通うとなると年間で約50万円がのしかかってきます。

その他にも食べざかりな年頃になるので、食費も年間約40万円くらいかかってきます。

衣類も一気に成長期を迎えて服を買い直さなければいけなくなることもあり、かなりお金がかかってきます。

青年期にかかるお金について

青年期は15歳~30歳の期間のことを指します。

高校生になってくると公立の学習費は年間約50万円、私立だと年間約100万円もかかってきます。

さらに、付属校に入っていない方だと大学受験を控えている方も多いので、学習塾に通う方もとても多くなってきます。

そうなると学習塾費用で年間約30万円も上乗せでかかってきます。

それに加えて食費・雑費など部活をさせるのであればそれ以外にもお金はかかってきます。

いくらお金があっても足らないと不安になるでしょう。

高校生になると年間約150万円~250万円はお金がかかってきます。

ここまででもトータル約2300万円かかってしまいます。

子育てには一人あたり約3000万円かかると言われていますがそのとおりですね。

更にこれから大学に進学する方は更にお金がかかってきます。

大学生になると1番お金がかかるイメージ付いていると思います。

進路によって異なりはしますが1番お金がかかるのは間違いないでしょう。

国立大学だと入学料で約30万円、1年間の学費で約55万円かかります。

公立だと入学料で約40万円、1年間の学費で約55万円もかかってきます。

つまり大学に四年間通っているだけで約250万円は最低でも必要になってくるのです!(あくまで目安です)

私立の大学に通うと年間授業料100万オーバーもザラにあるので更にお金がかかってくるケースも多々あります。

学費以外にも教科書代・勉強代・交通費・一人くらいなら家賃・食費と最低限の費用ですらこれだけのものがかかります。

いくら子供にアルバイトさせて交際費は負担させたとしても、それ以外の費用は出してあげたいのが親心でもあるので相当な額ですよね。

大学に4年間通うと250万円+教科書代・勉強代・交通費・一人くらいなら家賃・食費と最低限の費用(250万円)なので約500万円はかかってくると思います。

ここまでのトータル費用が約2800万円なので子供を大学まで卒業させるとなると約3000万円は必要になってくると思います!

大学を卒業すると社会人になります。

そうなると親は殆どかかる費用はありません。

むしろ子どもたちが家にお金を入れるようになります。

ここからは親ではなく当事者(子供)目線でお話していきます。

社会人になるとひとり暮らしをするひとも多いと思います。

保険や年金に関しては会社が給料から天引きしてくれいるので大丈夫ですが、家賃などや生活費は給料から払う必要があります。

手取り20万円で家賃・光熱費・食費・娯楽費・交通費全て含めて約12万~15万というのが一般的でしょう。

壮年期・老年期にかかるお金について

壮年期とは31歳~44歳までのことを指します。

壮年期にかかるお金に関しては、結婚していれば、両親がしてきてくれた事を自分もすることになるので上記と同じ費用がかかってきます。

老年期にかかるお金は主に「生活費」「住居費」の2つです。

それに加えてもし必要になるのは「介護が必要になったときの介護費用」です。

明確な費用というのはないですが、「生活費」「住居費」合わせて月々約25万円程度です。

正直、家庭を持ってから貯金をするのはとても難しいです。

独身のうちがお金を貯める最大にチャンスなのです!

なので老後に向けて独身のうちから貯蓄しておくことをおすすめします!

まとめ

各ライフステージ毎にかかるお金について徹底解析してきました!

子供1人育てるのに約3000万円もかかるということが明らかになりました。

若いうちに遊んでばっかりいると後々辛い思いをすることになります。

なので独身のうちから貯蓄することが必須となってきます。

今のうちに出来るだけ貯蓄をしてお金に余裕を持てるようにしましょう。

そしてライフプランを設計して、金銭的に無理のない人生を過ごせるようにしましょう。