これからは、副業でもお金を稼ぐ時代…そんな時の強い味方!

2017年に厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドライン(案)」という物を制定し、企業への副業容認を働きかけています。そんな中で、ここ近年副業をしようとする動きは非常に高まり続けているのです。そこで今回の記事では、副業をするにはどんなスキルが必要なのか?どんな副業がおすすめなのか?などについて、詳しく解説していきます。

どうして副業がこんなに話題になるのか?

日本政府は2017年から副業を企業に容認させようと取り組み続けています。その背景には「終身雇用制度の崩壊」があるためです。日本の企業は、新卒の学生を一括採用し、そのまま定年まで1社で働いてもらいやすい「終身雇用制度」「年功序列制度」を設けていました。

確かに、1社にいるだけで、クビになることはなく、収入も徐々に上がってく為、従業員にとっては魅力的な制度です。家族を設け、安心して生活をしやすい制度でしょう。しかし、日本は経済の成熟化と共に少子高齢化が先進国で突出して進んでしまっています。

このままの終身雇用制度を維持していると、「会社の給与負担が増えすぎて、制度が崩壊してしまう恐れ」があり、何とか働き手を流動化させようと動いているのです。そういった背景から、手に職を付けて副業をはじめ、本業での収入が上がらなくなった場合でも生活が維持できるようにしようと考える人が、増えています。

副業を始める際に身に付けておきたいスキルとは?

では、実際に副業を始めようとして、どんなスキルを身に付けておけば役に立つのでしょうか?いくつかご紹介いたします。

プログラミングスキル

1つ目のスキルは「プログラミングスキル」です。これはIT関連の専門学校か、IT企業での実務があれば身に付きます。とはいえ、一朝一夕に身に付くものではなく、プログラミングスクールを卒業するまでの時間がある程度必要でしょう。さらに、仕事を始めてからも自分で学び続け、最新の情報を得ていく努力が必要です。

ライティングスキル

2つ目のスキルは「ライティングスキル」です。ライティングスキルとは「文章の構成能力」「タイピングの速さ」「SEOに強い記事を書く能力」などが挙げられます。ライティングと言っても紙媒体のライティングでなく、web媒体のライティングの仕事の方が、確実に多いため、まずはwebに偏ったライティングスキルを高めていくことがおすすめです。

動画編集スキル

3つ目のスキルは「動画編集スキル」です。動画編集のスキルを持っていれば、YouTubeに毎日動画をアップしている人、企業で動画を編集掲載したいけれどスキルが無いため、外部受注したい法人、などから声を掛けられることがあります。アウトソーシングサイトなどを使えば、仕事を探すことも簡単でしょう。

十分な体力

4つ目のスキルは「十分な体力」です。本業とは別の副業を始めようとする時に、体力がきちんとあることは重要です。フリーランスとして仕事を請け負えば、週の規定労働時間40時間を超えて働くことも考えられます。その時に体を壊してしまっては、本業にも支障が出てしまうため、迷惑をかけることにもなります。きちんと自己管理を徹底し、十分な体力を温存できる状態をコントロールしましょう。

副業でお金を稼ぐのにおすすめはどんな仕事?

副業でお金を稼ぐのにおすすめなのはどんな仕事なのでしょうか?スキルを活用した仕事をいくつか見てみましょう。

プログラマー

副業におすすめの仕事1つ目は「プログラマー」です。Webデザインに基づいたコードを入力し、ホームページを作成したり、ゲームプログラムを組んだりする仕事になります。当然ですが、プログラム言語が扱えるスキルが必要になります。また、フリーランスとして活動する際にチームで作業を進める場合も多いため、最低限のコミュニケーションスキルがあった方がいいでしょう。クラウドソーシングなどを使って、仕事を探すのが最も早いです。

ライター

副業におすすめの仕事2つ目は「ライター」です。書いてほしい記事のテーマを渡され、そのテーマに沿って文章を書いていく仕事になります。分からない情報は自分で調べ、自分の言葉にしてまとめていかなければいけません。また、検索で上位表示させるためのSEOに強いライティングスキルが必要になります。こちらも、クラウドソーシングサービスで仕事を探しましょう。

ユーチューバー

副業におすすめの仕事3つ目は「ユーチューバー」です。ユーチューバーは視聴者が求めるコンテンツ動画を作りきれるスキルが無ければいけません。視聴者が求めるものを作り続けられるのであれば、24時間再生数を伸ばすことが出来るため、本業の時間とは関係なく稼ぐことが出来ます。とはいえ、YouTubeで本当に稼いでいる人は一握りの人で、かなり狭き門だと言えるでしょう。

深夜のコンビニバイト

副業におすすめの仕事4つ目は「コンビニのバイト」です。コンビニは24時間営業のお店が殆どです。つまり、24時間度この時間帯に時間が空いても、シフトに入ることが出来るメリットがあります。さらに、深夜の時間帯は時給の額がいいため、簡単に稼げるでしょう。デメリットとしては、本業が終わったとなどに働くため、健康管理が難しくなるということです。

パチンコ屋のバイト

副業におすすめの仕事5つ目は「パチンコ屋のバイト」です。パチンコ屋のバイトはかなりの肉体労働です。体力に自信のある方のみが働くことが出来るでしょう。しかし、その分時給は全体的に高めに設定されています。仕事が休みの日にフルで入るなどして、効果的に稼ぐことをおすすめします。ドル箱を持ち上げて運んだり、接客対応をすることが主な仕事なので、筋力と接客マナーのスキルが必要になっています。パチンコ屋のバイトは、求人も多く出ているため、比較的簡単に見つけられるのではないでしょうか?

副業を容認している会社はどれくらいあるのか?

現在日本政府は、各企業に「副業を容認するよう働きかけ」を行っていますが、企業側で副業を完全容認している会社は、13%しかないと言われています。どうして、企業は副業導入に関して否定的なのでしょうか?理由は以下の通りです。

  • 会社内部の情報漏洩に繋がるため
  • 本業が疎かになる危険性があるため
  • 副業が軌道に乗った段階で独立されてしまうため、せっかくの教育が無駄になるため

このように、企業側にとってはデメリットも多いのが社員の副業ということになります。とはいえ、30年前のように、終身雇用と年功序列が確約されていない現代社会では、社員も給与アップを狙うため、副業を含む社外での取り組みを行っていかなければ、生活すらできない状態にあると言えます。副業を双方が合意して行う事はかなり難しいですが、今後副業を容認する会社は段々と増えていくでしょう。

もし、会社に黙って副業をしていた場合、住民税の処理の際にバレてしまい、就業規則違反として解雇されてしまうリスクもあるので、十分に気を付けましょう。

まとめ

というわけで、今回は副業でお金を稼ぐにはどんなスキルが必要なのか?どんな仕事を副業にするのが良いのか?などについて詳しく解説してきました。これからの時代、副業をすることはかなり重要です。とはいえ、本業を疎かにしないように自己管理を徹底しなければ、本業も副業も中途半端なままで終わってしまう事にもなり兼ねません。今後の目標を明確に定め、副業にも積極的に取り組んでいきましょう。