お金を借りる時に発生する無利息期間とは？

大手の消費者金融（SMBCコンシューマーファイナンス（プロミス）・アイフル・アコム・レイクALSAなど）を中心に無利息サービスを提供しています。

無利息となる期間は消費者金融会社各社によって違いはありますが、本来、契約時の金利によってついてくる利息が一定期間のみ0円になるのでお得です。

一方で、無利息がどの時点から始まり、サービスを受けるための条件やその後の金利がどのようについてくるのか気になるところですよね。

このページでは、そのカードローンの無利息の上手な利用法をご説明していきます。

無利息サービスとは？

カードローンの利用では契約時の金利によって利息がかかります。

この利息を指定の期間内に限って0円とするのが無利息です。

無利息期間はカードローンによってさまざまなものがあります。

アコムやアイフルやレイクALSAなどは、初回契約日から、SMBCコンシューマーファイナンス（プロミス）では初回貸付日から30日間を無利息の期間としています。

本当に利息かからない？

無利息のサービスを受けられるのは、はじめてその消費者金融会社のカードローンを利用する人が対象です。

すでにカードローンの会員となっている人は利用できませんので注意が必要です。

また無利息サービスを受けるには、Eメールアドレスの登録などの条件がつく場合もありますので注意が必要です。

無利息のサービスを提供する理由は、新規の顧客を獲得するためで、お試しという意味合いも含まれています。

消費者金融は銀行のカードローンと比べると金利が高いというイメージを持たれることもあり、利用しやすいことをアピールするとともに差別化をはかることも含まれているものと考えられます。

無利息サービスの注意点

無利息期間中は、限度額内なら追加で借りても利息はかかりません。

そのため、いくら借りても返済できるなど、考えが甘くなりがちです。

期間中に返済できれば良いという気の緩みから、ついつい借りすぎてしまうこともあるでしょう。

無利息はその名の通り、利息がかからないサービスです。

決して借りたお金を返さなくて良いというサービスではありません。

借りた金額の返済はありますので、無利息期間内に完済できるかどうかを見極めて利用するのが重要です。

また、本来は利息がつくものだからと必要以上に借りてしまう場合もあります。（例えば、普段より安い何かが販売されていたら、必要もないのに纏めて購入してしまう原理と一緒です）

この使い方も避けたいところです。

カードローンの返済方法の多くがリボルビング方式を採用しています。

毎月、決まった額で返済すればよく、借入残高によっては月々3000円や5000円で済む場合もあります。

しかし、無利息期間中に借入を増やしてしまうと、期間を過ぎた時にかかる金利などによって考えていた以上に返済額が膨らむことがあります。

無利息期間中で完済できなければ、早期に完済できるように借入額を必要な範囲に留めることが大切です。

無利息サービスのメリットを活かすには

無利息のカードローンの活用法として、確実に期間内で完済できる金額に借入を抑えることにあります。

また、利用する時期を夏や冬のボーナスや業績賞与など臨時に入ってくる収入を目途にすることもおすすめです。

例えば、急な出費があり、給料日までのつなぎとして活用する方法があります。

銀行などの口座からお金を引き出す場合も、ATMや金融機関の営業時間によっては手数料がかかることがあり、そのような時こそ無利息のカードローンが役に立ちます。

毎月の収入と支出のバランスを考えて、この時点なら完済できそうだという時期に無利息のカードローンを利用すると良いでしょう。

返済の見込みがない中では、無利息以外のカードローンであってもお金のコントロールがむずかしくなります。

期間内の完済を基本にすると、利息の支払いを抑えることができ、ムダなく、ムリのない理想的な利用が可能です。

無利息サービス終了後のポイント

無利息期間が終われば、契約時で交わした通常の金利がかかってきます。

どれぐらい金利がつき、利息がかかるのか確認しておきましょう。

カードローンの返済方法の多くは残高スライド元利定額リボルビング方式と呼ばれるものです。

会社によって多少の違いがあり返済金額も変わってきますが、借入残高に応じて金利がつく仕組みは基本で、元金と利息がセットになった金額を返済していく点に変わりはありません。

このカードローンのリボルビング払いの注意点としては、利息が返済金額に中に含まれているため、元金をどれだけ返済できたか分かりにくいことが挙げられます。

そのため、無利息サービス中に極力返済出来る分は返済しておくことをおすすめします。

実は無利息サービス以外にもメリットがたくさん

一定期間、利息がかからない点で無利息のカードローンはお得です。

しかし、無利息は一時的なものなので、消費者金融会社各社のそれぞれの特典やメリットにも目を向けることをおすすめします。

例えば、返済にかかる手数料もそのひとつです。

手数料が無料で利用できるATMが多いことは、返済にかかるコストをカットすることにつながります。

わざわざ消費者金融会社のATMに行かなくても、近くのコンビニATMや銀行のATMで手数料が無料で利用できれば楽ですしお得でもあります。

また、ネットバンクや様々な銀行と提携しているカードローンの利用も考えてみましょう。

ネットバンクでの返済ができるカードローンではいつでも返済できる上に、手数料が掛からないことがあります。

加えて、様々な銀行と提携している消費者金融会社では、24時間振込サービスなどもあり、夜の飲み会などの急な出費の際にも大いに役立つでしょう。

ご利用は計画的に！

どの消費者金融のカードローンにも共通することですが、計画的な返済が前提です。

上手な利用法としては、既に述べている通り、夏や冬のボーナスや業績賞与などまとまったお金が入る時期を見込んでつなぎ資金として利用することです。

無利息で多い30日間のサービスでみると、月の家計のサイクルに合わせることもできます。

出費の多い時期に合わせて無利息サービスを利用できるようタイミングとお金のコントロールが必要になります。

例えば、無利息が提供されていないカードローンを年利18％で10万円を借りたとします。

30日間にかかる利息は1,479円です。（※1か月30日で計算）

しかし、無利息のサービスがあるカードローンであれば、この利息をカットできるのでお得ですね。

このコストをもったいないと考えることもカードローンの利用では大切なことです。

利息をお金の使用料とみると、これが無料になるのが無利息なのですから、上手く活かさない手はありません。

ただし、初回契約の1回限りになるので、収入と支出のバランスを見て、ここぞという時に無利息のカードローンを利用することです。

出費を抑える面で捉えると、メリットの大きいサービスと言えるのではないでしょうか。

これまで見てきたメリット・デメリットをしっかりと理解してキャッシングを利用しましょう。

キャッシングし過ぎないよう、ご利用は計画的に！！！